初田古墳群

サニータウン開発により発見された古墳群で、1号墳は横穴式古墳の側壁下部の石積みだけが残っていた。石室内には、磚(レンガ)が二重に敷かれ、その上に棺が安置されていたようであった。封土の端の石の並びから方形墳であたっと推定される。2号墳は、上部は破壊されていたが円墳らしく横穴式石室の側壁が残っていた。出土した釘などから3回以上埋葬されたと推定される。その中に漆を塗った棺片と銅製の釘が出土している。

所在地:大阪府茨木市山の手台4丁目

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