太融寺

太融寺は、嵯峨源氏の祖で左大臣・大納言の源融ゆかりの寺で、大阪市北区に伽藍を構える真言宗(高野山真言宗・準別格本山)の寺院。 またはこの寺付近の地名を指す。町名としては「太融寺町」である。「大融寺」と誤記されることがあるが、正しくは太融寺である。 境内には本堂の他に空海(弘法大師)を祀る大師堂、不動明王を祀る不動堂、多くの女性の信仰を集める淀殿の墓所(もとは、東成郡鴫野村の弁財天島淀姫神社に安置されていたものが、1877年(明治10年)、城東練兵場(現、大阪城公園)造成に伴い移転されたもの)、その墓所を守るかのように隣には雌神を祀る白龍大社がある。また、縁結びの神としても信仰を集めており、女性は白龍大神、男性は境内の外れに祀られる龍王大神にお参りするとよいとされている。写経堂では写経会や座禅会の他、桂米朝一門を筆頭に落語会なども催されている。
淀君の墓があることで有名である。
「新西国三十三箇所観音霊場第2番」「近畿三十六不動尊霊場第6番」「摂津国八十八箇所第6番」「おおさか十三仏霊場第8番」の札所になっている。 住所:大阪市北区太融寺町3-7(JR大阪駅より東方約600m)
高野山真言宗・準別格本山
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