木津川渡船場

大正区船町1丁目と住之江区平林北1丁目を結ぶ(岸壁間238メートル)唯一の港湾局管理の渡船である。昭和30年12月からカーフェリー(「松丸」134トン)が運行していた、乗用車から大型トラックまで運搬しうる能力を持っていたが、上流部二千本待つと線大橋が開通した昭和48年の翌年からは、カーフェリーは廃止され、人と自転車のみを運ぶ渡船となった。利用者は大正区の工場に通う人や住之江区の木材関係で働く人がほとんどである。水がきれいになったためか、渡り鳥が飛来し、毎年10月から翌年4月にかけて魚を取る姿が見られるという。平成13年度現在の1日平均利用者数は150人程度となっている。管理・運営は、大阪市港湾局管理部作業課である。

 



2009年3月21日に撮影

・大正区船町1丁目1-4:地下鉄、JR対象駅から市バス70系統「西船町」行き「中船町」下車、南へ徒歩4分。

・住之江区平林北1丁目1:ニュートラム「平林」からしバス49系統「平林北1丁目」行き「木津川渡し通」下車、北へ徒歩8分

 

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